例会報告

2021.4.15第1711回 4月 第3例会印刷

SAA

徳原龍樹S.A.A

ロータリーソング「我らの生業」

会長の時間

小沼正則会長

 皆さんこんにちは。
 本日は、ロータリー財団補助金を受けることになりました、矢部百香さんがお見えになっております。
 今週の月曜日、朝8時頃ゴルフの松山英樹選手がマスターズ優勝されました。アジアで初めての優勝で、日本そして世界に影響を与えてくれたのではないかと思います。私も土曜の朝から当日まで見ておりましたが、前日イーグルを取った15番を果敢に攻めて、楽勝だと思いましたが途中冷や冷やする展開があり、最後は一打差で逃げ切る。本当に日本人として素晴らしく、優勝を決めた時には私も思わず立ち上がり拍手をしてしまいました。
 最終ホールのピン(旗ざお)からフラッグを外して優勝者が記念にするのはプロゴルフ競技での“恒例行事”。早藤キャディは黄色い旗を外してピンをカップに挿した後、帽子を取ってコースに対し頭を下げた。
 この様子はSNSを中心に世界中に拡散され、米スポーツ専門局ESPNのTwitter動画は日本時間13日午前7時までに再生回数が140万回を突破、「リツイート」は1.1万件に上り、5万件の「いいね」が集まった。称賛コメントが海外から多く寄せられ、元世界ランキング1位のリー・ウェストウッド(イングランド)は「これまで目にしたゴルフ、スポーツにおいて、おそらく最も敬意があり、相応しいことだ。ヒデキ、彼のキャディ、そして日本は素晴らしかった」と投稿した。やはり、スポーツ選手の清々しさは我々に良い影響を与えてくれるのだと思います。
 当クラブも5月グランディ白河CCで、ゴルフコンペを開催致します。皆様と親睦を図ればと思います。
 本日は、川野会員に新入会員卓話をお願いいたしております。川野会員よろしくお願い致します。

ニコニコBOX

戸林裕隆委員

§ 小沼正則会長
 先日は、妻の誕生日、お花をいただきありがとうございました。本日は新入会員卓話、川野さんよろしくお願い致します。
§ 田村吉幸会員
 結婚祝いのお花、ありがとうございました。

活性化

幹事報告

髙野澤昇幹事

1. 宇都宮市内10RC親睦ゴルフ大会
 ・申込みを完了しました。
 ・宇都宮北RCからは最終的に9名の方から申込みがありました。
2. 委員会報告書の提出期限について
 ・今年のガバナー公式訪問は8/5 と早い段階での訪問です。現況報告書の作成を逆算すると委員会報告書は5月末までにご提出いただかないと間に合いません。各委員会の委員長さんは、お忙しいところ恐れ入りますが、報告書を5月末までにご提出お願いします。

新入会員卓話

川野博英会員 山形銀行宇都宮支店 支店長

みなさま、こんにちは。昨年11月に入会させていただいてから早いもので半年が経過しました。この卓話の機会も本来であれば、2月に予定されていましたが、コロナの影響で休会が続いた関係で本日に再設定していただいております。昼食後のお時間をしばらくいただきまして、お聴きください。
 
新入会員でありますので、ロータリー活動について語るほどの見識も持ち合わせておりませんので本日は、自己紹介をしたいと思います。

私は、1972年11月26日に山形県寒河江市に生まれました。お手元に配賦したガイドブックの裏面をご覧ください。山形県の地図が載っておりますが真ん中くらいに寒河江市という文字が見えますでしょうか、地理的にはこんな位置にございます。
せっかくですので寒河江市のPRを少しいたしますとガイドブックの4ページの中断をご覧ください。本山慈恩寺の写真が載っております。この寺は西暦746年、聖武天皇の命を受けた印度僧婆羅門僧正により開かれたことになっています。天台宗と真言宗兼学の一山ということで長らく認知されておりましたが、戦後は慈恩宗を名乗り、本山としての位置づけになったと聞いています。このような歴史ある慈恩寺はこれまでも10年に一度程度でありますが、寒河江市の観光資源としてPR活動がなされてきました。最近の動きとして2018年に市役所に「慈恩寺振興課」なるものを作り、今年5月1日にはガイダンス施設「慈恩寺テラス」を新設オープンするといったことがあげられます。当ロータリーメンバーの一部の方がその時期に寒河江に行かれるとの話を伺っております。ぜひ、お立ち寄りいただければ幸いです。

さて、小学校の話をします。学校名は「だいご小学校」。「だいご」と音で聴くとナンバースクールと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、漢字で書くと「醍醐」、後醍醐天皇の漢字を使った「だいご」になります。 この漢字にまつわるエピソードとしまして当時の校長先生が2年生以上の生徒は漢字で学校名を書けるようにするとの方針を打ち出され、2年生になると校長室に呼ばれ、一人ひとりテストされたことを思い出します。全校生徒120名程度の小規模校だからできたことだと思います。だって同級生は23人しかいませんでしたから。

次に中学時代に時を進めます。中学時代を語るにはやはりバレーボールです。小学校5年生のころからスポーツ少年団で関わりを持っており、県大会出場がやっとのチームでしたので本格的にやったのは中学からです。県内の強豪校でありまして県大会、東北大会と突破して全国大会に出場することを合言葉に一年365日の内363日は練習に明け暮れました。結果は、2年生の時に先輩に交じって全国大会に出場、3年の時は東北大会で敗退しました。でも幸いなことに、この年から現在に続く「都道府県選抜 大会」がクリスマスの時期に初めて開催されたので2年連続で全国大会に出場することができました。  私は、夏の大会で県優勝を勝ち取っていましたのでそのまま県代表チームの主将を務めることになりました。対戦成績は北海道、沖縄の代表に敗れ予選敗退でしたが、暮れの大阪を満喫することができました。

次は高校時代になるわけですが、先ほどからバレーボールの話しかしておりません。でも勉強にも励んでおりまして山形県内では最難関となる県立山形東高等学校に進学しました。当クラブの鈴木先生の  後輩になったわけです。さて、そんな学校に進んだものですから授業がなかなか難解でした。文武両道に励むつもりが、文武分道だなどと勝手に考え、またまたバレーボールにのめり込みました。結果、3年のインターハイ県予選では、決勝まで駒をすすめました。でも、決勝は舞台が違いましてあえなく敗戦。でも、もう一つおまけがあったのです。各県優勝、準優勝校は東北大会に出られるというおまけ。福島と岩手か  秋田の1位のチームと同じ予選リーグになりましたが、なんと両県の1位のチームを破り、準決勝に進出 してしまったのです。相手は宮城1位の東北高校、当時全国2位のチームでした。準決勝はあっさり敗戦。でも結果は東北3位、母校の歴史でいえば30年以上ぶりの快挙となり、OB諸氏から祝宴を設けて   いただいた記憶が鮮明に残っています。

そして大学へ。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に入学することができました。設置間もない 学部でして、私は学部5期生になります。大学でも体育会でバレーボールを続けました。そこでのエピソードは、背の低い人の気持ちがわかったことです。だって、全国から身長2メートルに届かんとする猛者たちが集まっている世界ですから。大げさかもしれませんが、相手選手の腰の位置が自分の胸のラインにある  世界です。高校までは主戦として勝利に貢献できましたが、大学では控え要員となりプレー時間は長く とも5分、短い時には10秒で交代という経験もしました。大学運動部ではチームマネジメントを担う役職として主務があります。3年からは主務を支える副務としてマネジメントで貢献することにしました。この経験は今になっても活きています。バレーボールの競技特性としてボールを持つことなく空中でコントロールし、自分のコートでは3回触ることができるが、続けて触ることはできないので必ずチームメイトの力を頼らなければなりません。小学校から携わったバレーボールからは、自分一人では何ともできない。

次は就職活動の話になります。大学入学時点では先生になりたかったのです。教科はもちろん保健体育。しかも山形県に戻って教員になりたい。どうして山形県にもどるのかといいますと、これには祖母の存在が大きく関わります。両親共働きでしたので放課後から夕方までは祖母に育てられたわけでして「お前の父親は大学で横浜まで行っただけど山形に戻ってきたのだから、お前も戻ってくるんだよ。」と毎日のように聞かされていたことが要因です。ところが私が大学2年の時に山形で国体が開催された影響を受け、  体育の先生は合格率1,2%、採用人数1、2名と言われていました。残念ながら、この環境は数年 続くはず、数年待てば確実に合格するものでもなくむしろ競争は激化するはずと思い、次の候補であった山形銀行の門を叩き、めでたく採用され今に至るわけです。

さて銀行員となって26年が過ぎましたが、途中で自分を変えたと思えるエピソードがあります。
一つ目は、入行9年目に派遣してもらった日本生産性本部での経営コンサルタント養成講座受講 です。この講座は3カ月半の期間でコンサルタントの卵になるべく座学と実践を繰り返すスタイルですすめられるのですが、とにかく時限のある課題が毎日だされる厳しいカリキュラムでした。だんだん要領をおぼえてくると楽しくなったのですが。一日24時間をどのように使うのか、自分次第で何とでもできる。こんなことを体得できた経験です。「企業は人なり」と言いますが、人間の可能性は無限大であるが、限界を決めるのも自分次第。銀行の売りは人しかないのだから、その成長こそが組織を強くするのだとの結論づけもしま  した。

二つ目は、企業内組合の執行委員を務めたことです。期間は4年間でしたが、うち3年間を組合  専従として活動しました。それまでの私は、自分に与えられた目標、期待された行動をやりきる点においては、自分の時間をやりくりし徹底的に実践していました。やりきらない同僚に対しては、「どうしてやらないの?まだまだできるでしょ。」のスタンスでおりましたし、そのような人たちに自分の時間を使うなんて考えられませんでした。しかし、組合執行部として組合員と接する時間が長くなり、固有の事情を把握する機会が増えるにつれ、自分がやりたいようにできるということの難しさに気づき、これまでの自分がいかに恵まれて いたのかを知ることになりました。結果、自分がやりたいようにするためには、周りの人からの支持がなければ成り立たないという考えに至ったのです。執行活動を通して学んだことは、「自己犠牲」という言葉。何らかの目的や他者のために自己の時間、労力、身体、時に生命をささげることが意味するところでありますが、自分も含めた全員のために何をなすべきかを表した言葉ではないかと考えました。

予定時間プラス5分のお時間をいただいておりましたが、間もなく終わらせていただきます。
最後に山形銀行宇都宮支店は来月18日で満50歳を迎えます。受け入れていただいた当地のお客さまに感謝しております。50年もたちますとお客さまも世代交代を迎えていらっしゃる先が多くなります。大きなことを言いますと次の50年間を見据えてどのような活動をしていくべきかを考えながら活動している時期です。宇都宮にある銀行のひとつとご認識をいただき、お役立ちができますように励んでまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

ご清聴いただきましてありがとうございました。

プログラム

白井将資委員長

【2020-21年度 例会プログラム】

4月15日(木) 通常例会:新入会員卓話 川野博英会員
4月22日(木) 通常例会:クラブフォーラム 社会奉仕委員会 奉仕プロジェクト委員会 担当理事 仲田陽介委員長

2020-21年度のロータリー特別月間は下記の通りとなります。
8月『会員増強・新クラブ結成推進月間』
9月『基本的教育と識字率向上月間・ロータリーの友月間』
10月『地域社会の経済発展月間・米山月間』
11月『ロータリー財団月間』
12月『疾病予防と治療月間』
1月『職業奉仕月間』
2月『平和構築と紛争予防月間』
3月『水と衛生月間』
4月『母子の健康月間』
5月『青少年奉仕月間』
6月『ロータリー親睦活動月間』
【主な年間行事】
2020年
10月7日を含む1週間 ロータリー学友参加推進週間
11月5日を含む1週間 世界インターアクト週間
2021年
1月27日を含む1週間 追悼記念週間
2月23日 ロータリー創立記念日・世界理解と平和の日
3月13日を含む1週間 世界ローターアクト週間
6月12日~16日 RI国際大会(台湾・台北)
2022年
6月4日~8日 RI国際大会(アメリカ・テキサス州 ヒューストン)

出席報告

会員数 出席数 欠席数
39名 32名 12名
ビジター
1名