例会報告

2022.1.6第1739回 1月 第1例会印刷

SAA

仲田陽介S.A.A

§ 国歌斉唱「君が代」
§ 我等の生業

会長の時間

中村雄三会長

皆さん 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
本日のお客様は「公益財団法人東日本盲導犬協会から多田様がお見えです。後ほど「卓話」宜しくお願い致します。
昨年の年末の挨拶で「2021年はコロナで始まりコロナで終わりそうですと」話しましたが「2022年も依然とコロナと向き合っていかなければならない状況であります」福田知事も今月24日から開催される「冬季国体」状況次第では開幕前日でも中止する考えを示しました。今年も顔からマスクが離せない日が続きそうです。
さて、東京で開かれた、「経済団体の新年祝賀会」で岸田首相は賃上げを要請しましたが「、業績好調な企業は前向きな姿勢を示している反面」、「業績が悪化している企業は賃上げには否定的見方」を示しています。コロナ禍によって「企業の業績格差が広がっている」これも大企業の話であり「中小企業は」もっと格差が広がり、問題も多いと思います。
その中でも明るい話題としては、参加している大企業のトップの方々は「今年2022年の景気について」良いと答える方が大半だった。期待したいと思います。                         
私の話は以上でございます。

ニコニコBOX

上野広行委員長

§ 中村雄三会長
 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。公益財団法人東日本盲導犬協会の皆さん、本日は宜しくお願い致します。
§ 白井将資幹事
 本年もよろしくお願い致します。早いもので半旗が過ぎ、登頂を果たし、あとは下山を残すのみの地点まできました。無事下山できるように努めたいと思いますので、よろしくお願い致します。
§ 中村 弘会員
 1月3日誕生日、今年1月3日で傘寿となりましたので祝いと共にニコニコします。
§ 藤田克彦会員
 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

活性化

幹事報告

白井将資幹事

§ 当クラブで支援しておりますオランダのユトレヒト大学に在籍の財団奨学生、矢部百香様より第2回目のレポートが届きました、各テーブルにお配りしてありますのでご覧くださいますようお願い致します。
§ 昨年の会長・幹事会においてIMの日程を3月5日と聞いてまいりました、会場はホテルニューイタヤ、時間は未定となっております。お知らせが遅れてしまいお詫び申し上げます
§ 本日より座席が変更となっております、前回と同様1と2で1グループとしてテーブルミーティングの準備をお願い致します。

委嘱状

中村雄三

地区委嘱状
諮問委員 鈴木 宏会員・第3グループAガバナー補佐 二十二修会員・地区ライラ委員 危機管理委員 藤田克彦会員

社会奉仕委員会報告

佐藤 晃委員長

§ エコキャップ回収にご協力ありがとうございます。今回は30㎏、キャップ数12,900個、ポリオワクチン15本分となりました。
 昨年度と合わせてポリオワクチン51本分となりました。
§ 夕張こども食堂「親子もちつき体験会」寄付御礼が届いております。(回覧)

招待卓話

公益財団法人東日本盲導犬協会 

東日本盲導犬協会の使命は、良質な盲導犬を育成し、視覚障がい者がより豊かに、自分らしく生活できるよう支援する事であり、これらの目的を達成するために、協会では次のような活動を行なっています。

視覚障がいリハビリテーションに関する活動
視覚障がい者に対する盲導犬歩行訓練
視覚障がい者に対する生活訓練
1.白杖歩行訓練(室内移動、手引きの依頼方法なども含めて)
2.情報機器訓練(音声パソコン、携帯電話〈iPad、スマホ含む〉、点字など)
3.身辺動作訓練(調理・洗濯など)
視覚障がいについての理解を高めるための活動(啓発活動)
盲導犬の育成に関する活動
優秀な盲導犬候補犬の計画的な繁殖
飼育ボランティアの確保と犬の育成の指導
より安全で歩きやすい盲導犬を育てるための訓練
盲導犬への理解を高めるための活動(啓発活動)
その他の活動
国際盲導犬連盟(IGDF)への加盟・国際会議への参加・情報収集など
優秀な盲導犬の血統を、凍結精子を利用して保存・活用する技術の開発・研究(宇都宮大学との共同研究)
AGBN(アジア・ガイドドッグ・ブリーディング・ネットワーク)への参加・協力

   ※AGBNとは優秀な盲導犬を産出する繁殖犬の情報をネットワークで共有しようとする団体で、
    日本・韓国・台湾の11の盲導犬育成施設が加盟しています。加盟には国際盲導犬連盟と同じ
    レベルの基準をクリアしている必要があります。
栃木県に盲導犬協会が出来たきっかけ
全国に11団体しかない盲導犬育成施設の1つが、ここ栃木県にあるのはなぜか。
東日本盲導犬協会設立のきっかけは、ご自身が視覚障がい者で、栃木県立盲学校の教員をされていた鈴木彪平(ひょうへい)先生が、1967年にアメリカの盲導犬育成施設アイ・ドッグ・ファンデーションで盲導犬歩行の訓練を受けた事にさかのぼります。アメリカからジャーマン・シェパードの盲導犬「アルマ」と共に帰国された鈴木先生は、盲導犬との歩行の快適さをより多くの人に感じてもらおうと、当時全国に4つしかなかった育成施設を栃木県内にも設立しようと思い立ったのです。鈴木先生と市民有志の方々が大変なご苦労を重ねて、県知事と交渉を進め、県議会の承認を取り付け、1973年に盲導犬センター設立準備会が設置されました。

校長官舎からスタートした盲導犬協会
日本で最初の盲導犬育成施設が誕生してから5年後の、1974年11月に設立が認可され、全国で5番目の盲導犬育成施設、「財団法人 栃木盲導犬センター」として発足しました。とはいえ、当初の盲導犬センターは、盲学校の跡地にあった校長官舎を利用して盲導犬の訓練を行うといった状況で、決して恵まれているものとはいえませんでした。しかしその数年後、栃木盲導犬センターは盲学校に隣接する現在の土地を栃木県から無償貸与されたことで、本格的な盲導犬育成の体勢が整っていきました。以後40年以上にわたり、栃木県内はもとより、近隣各県の視覚障がい者に盲導犬を提供し、視覚障がい者の自立支援と社会参加に貢献し続けてきました。

これまでに、そしてこれからも 支えてくれた方へ感謝
なお、栃木盲導犬センターの設立に多大な貢献をされた鈴木彪平先生は、1976年、盲導犬センター設立の2年後に、27年間勤められた盲学校を退職されました。その4年後の1980年12月、鈴木先生の業績が世に認められ、読売新聞より福祉賞が内定し、新聞記者からインタビューを受けている最中に、突然の病に襲われご逝去されました。盲導犬センターの設立から6年が経ち、盲導犬育成がようやく軌道に乗り始めた頃でした。
東日本盲導犬協会はこれまでに支えて下さった方々、これからも支えて下さるすべての方々に感謝の気持ちを忘れず、今後ともより良い盲導犬協会を目指して歩んでゆきます。
盲導犬の一生
盲導犬の一生は、たくさんのボランティアさんの愛情とご協力、たくさんの方々のご支援によって育ちます。
☆誕生~月齢約2ヶ月
盲導犬に向いている血統を持つお父さん犬・お母さん犬(繁殖犬)の間に生まれた盲導犬候補の仔犬は、
月齢2ヶ月までお母さん犬を預かっているブリーディングウォーカー(繁殖犬飼育ボランティア)の家庭で
過ごします。仔犬達は栄養たっぷりのお母さん犬のおっぱいを飲みながらスクスクと成長していきます。
また、この時期にはきょうだい犬との遊びの中で犬同士のコミュニケーションなどを学んでいきます。
☆月齢約2ヶ月~1歳
仔犬たちは1頭ずつパピーウォーカー(仔犬飼育ボランティア)の家庭に1歳になるまでの約10カ月間
お世話になります。仔犬の社会性が培われる大切なこの時期に、家族の一員として愛情たっぷりに
育てられることによって「人と一緒にいることが楽しい」「人が大好き」という盲導犬にとって、
とても大切な要素を養います。また、お家の中で生活していく中で人との生活のルールも学んでいきます。
☆1歳~  盲導犬の訓練スタート
1歳になると、パピーウォーカーの家庭から盲導犬協会に戻り、いよいよ盲導犬になるための訓練がスタートします。訓練期間は約1年~1年半程。その間にいくつかの評価を行いながら、計画的に訓練を進めます。
◇稟性(ひんせい)評価
盲導犬協会に戻ってきて最初に、その犬の元々持っている性格(=稟性)を知るための評価を行います。
落ち着きや興奮の高さ、怖がりor大胆、積極的or受動的など、その犬がどんな性格なのか、
把握した上で訓練計画をたてます。
◇基本訓練
基本となる指示語「シット(すわれ)」「ダウン(ふせ)」などを最初はオモチャなど使いながら
教えていきます。大事なポイントは上手く指示と合った行動ができたときに「グッド」とよく褒める事。
これによって「この指示でこの行動をしたら褒められた=嬉しい」ということを訓練犬たちは学習していきます。最終的には指示をされた時に、褒められたくて喜んで行動することができるように訓練していきます。
◇誘導訓練
基本訓練を繰り返すことで訓練士への集中力が高まってきたら、いよいよハーネスをつけての誘導訓練を
行います。盲導犬のお仕事が安全に、正確に出来るように、基礎的な誘導訓練から、エスカレーターや
電車・バスの乗り方、改札の通り方など応用的なものまで、段階的に進めてゆきます。
~いくつかの評価~
◆第1回適性評価(TP1=Task Performance1)
評価する犬の訓練担当の訓練士がアイマスクをつけて、今まで訓練したことがどれだけ実践できるか評価します。
◆第2回適性評価(TP2)
1回目の適性評価で訓練継続となった訓練犬は、約2ヶ月後に第2回適性評価を受けます。
今度は評価する犬の担当ではない訓練士がアイマスクをして街を歩きます。
訓練担当者ではない人が指示を出しても、きちんと誘導できるかどうかを評価します。
◆第3回適性評価(TP3・4)
3回目の適性評価では、より人通りや車通りの多い繁華な場所での歩行、
4回目では交通機関(電車・バス)の乗降を行います。
◆共同訓練前評価
盲導犬ユーザーとの生活環境を想定した場所や歩行の状況をつくり、
盲導犬としての仕事を無理なく楽しく安全に行えるか最終的な評価をします。
☆共同訓練
盲導犬を希望する視覚障害者とパートナーになる盲導犬が一緒に訓練を行うことを共同訓練と呼びます。
初めて盲導犬をもつ方は約4週間、2頭目3頭目の盲導犬をもつ方は約2週間の共同訓練を行います。
前半は、盲導犬協会に泊まり込んで、盲導犬との歩行訓練や指示語の出し方、犬の食事や排泄の方法など、
担当訓練士の指導のもと盲導犬と暮らす上で必要な基礎知識を学びます。
後半は、盲導犬ユーザーのご自宅近郊での現地訓練を行います。通勤や通学など
盲導犬ユーザーが利用する頻度の高い場所や駅で訓練を行い、安全に歩ける様に訓練します。
☆盲導犬としての生活(約2歳~10歳)
共同訓練を終えると、晴れて「盲導犬ユーザー&盲導犬」としての生活が始まります。
盲導犬ユーザーの目となり、大切なパートナーとして過ごし、いろいろな所へ一緒にお出かけします。
年月を重ねるごとに、盲導犬ユーザーと盲導犬との間には強い信頼と絆が生まれます。
貸与後も定期的に盲導犬歩行指導員がフォローアップに伺い、安全な盲導犬歩行を保ちます。
☆引退(10歳)
10歳を迎えると、盲導犬のお仕事を引退します。(人間でいう所の定年退職)
盲導犬ユーザーは新しいパートナーを迎え、引退した盲導犬は引退犬オーナーの家庭で
のんびりと楽しく余生を過ごします。
引退犬オーナーの存在があるからこそ、盲導犬ユーザーは安心して
新しいパートナーとの一歩を踏み出すことができます。
このように盲導犬は、たくさんの方々の愛情に包まれて、一生を過ごしていきます。
そして、訓練をしたすべての犬が盲導犬になるわけではありません。それぞれの犬の適性を見極め、
その犬その犬に合った進路(盲導犬・繁殖犬・PR犬・キャリアチェンジ犬など)を選ぶのも
盲導犬協会の大事な仕事になります。どの進路に進んでも、犬達はたくさんの愛情の中で過ごしていきます。
出張講演・見学会
東日本盲導犬協会では、盲導犬について広く正しく知っていただくために
「見学会」や「出張講演」を実施しています。
◆実施内容(見学会・出張講演共通)
・視覚障害について(様々な見え方・便利グッズなど)
・3つの歩き方
・盲導犬の一生
・訓練実演
・まとめ(見かけた際のお願いなど)
・体験歩行(人数制限あり)
・質疑応答
上記の内容をスライドや実演を交えながら、お伝えします。
◆見学会
東日本盲導犬協会までお越しいただき、当協会の2階多目的ホールにて実施します。
見学会終了後、ご希望の団体様は犬舎見学を行う事もできます。(受付人数:10名~80名程)
◆出張講演
学校や施設、イベント会場など講演をご希望される場所へ、職員とPR犬(訓練犬)が出向いていき、
現地にて盲導犬についての講演・デモンストレーションを行います。
会場の広さは、参加者の方の着席スペースと、実演スペースが確保できる会場であれば大丈夫です。
◆費用
盲導犬の育成費用の90%以上が募金やご寄付によって支えられております。
その為、見学会・出張講演それぞれに謝礼金の設定をさせていただいております。
実施をご検討の際には、要綱をご確認下さい。日程等はお申込み書をお送りいただく前に、
一度協会までお電話またはメールにてお問合せください。

プログラム

徳原龍樹委員長

1月 6日(木) 招待卓話:公益財団法人東日本盲導犬協会
1月13日(木) 米山奨学生卓話:ソティアさんとトゥさんを迎えて
1月20日(木) 会員卓話:仲田陽介会員「業界の近況」
1月27日(木) 会員卓話:クラブフォーラム:職業奉仕

2021-2022年度 特別月間
1月 職業奉仕月間
2月 平和構築と紛争予防月間
3月 水と衛生月間
4月 母子の健康月間
5月 青少年奉仕月間
6月 ロータリー親睦活動月間

出席報告

会員数 出席数 欠席数 出席率
44名 32名 10名 78.05%
前々回MU 前々回訂正 前々回訂正率
0名 0名 100%
ビジター
1名