例会報告

2023.3.23第1788回 3月 第4例会印刷

SAA

髙野澤 昇S.A.A

§ ロータリソング「奉仕の理想」

会長の時間

猪俣裕一会長

本日は先週の臨時理事会の報告を致します。
カバナーノミニー推薦の件お受けすることを理事会決議致しました。
しいてはクラブとして二十二会員を推薦いたします。
二十二会員の返答をお待ちしてます。

恒久基金に寄付され「ベネファクター」となられた中田会員に、認証状と記念の襟ピンを贈呈させていただきます。皆様盛大な拍手をお願いいたします。
また「マルチプル・ポール・ハリス・フェロー」として認証された会員の皆様に、認証の襟ピンを贈呈させていただきます。

ニコニコBOX

藤井 良委員長

§ 徳原龍樹会員
 旅の会実行委員会参加ありがとうございました。(事務局長より)
§ 鈴木秀幸会員
 本日は、皆様の貴重なお時間をいただきまして、卓話をさせていただきます。緊張していますが、よろしくお願い致します。
§ 白井将資会員
 WBC日本優勝やった~!東京ドームでのオーストラリア戦を観戦しました。大谷選手の特大ホームラン、まさにその時トイレの列にハマっていました。一生の不覚。
§ 佐藤靖輔会員
 WBC日本チーム世界一おめでとう!!
§ 川野博英会員
 今回の人事異動も生き延びました。楽しい宇都宮生活を継続できます。皆さん引き続きよろしくお願いします。
§ 藤井 良会員
 昨夜知りました。5月5日10クラブ親睦ゴルフ大会の優勝チームの賞金が40,000万円であることを。しっかり練習して参ります。
§ 中山文仁会員
 本日初めてのニコニコ・活性化への発言です。ロータリーの事を少しずつ覚えて行きたいと思います。よろしくお願いします。

活性化

藤井 良委員長

§ 猪俣裕一会長
 WBC日本優勝!我々も続かねば・・・
§ 4月16日北クラブが野球大会で優勝!!そんなことを想像してみました。

幹事報告

大橋義弘幹事

§ 先週よりトルコ・シリア大地震の支援金を募っております。皆様のご協力により前回の募金額は79,400円となっております。
引き続き、会員皆様の厚い支援をお願いいたします。

新入会員卓話

鈴木秀幸会員 株式会社鈴木産業 代表取締役社長

こんにちは、株式会社鈴木産業  代表取締役鈴木秀幸と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は、1983年に栃木県小山市で生まれ、現在39歳です。現在の趣味は10年程やっているゴルフです。
いくつかのゴルフクラブに所属しているのですが、直近の4年程で4つのクラブチャンピオンになっています。そのうち一つは鹿沼カントリー俱楽部で二つ目は塩原カントリー倶楽部、三つ目は西那須野カントリー倶楽部です。特に西那須野カントリー俱楽部では、一昨年・昨年と2連覇しており、今年は3連覇がかかっています。最近はあまり顔を出せていないので、自信があまりないのですが、7月に決まるので楽しみにしているところです。
 子どものころの趣味は主には柔道で、小学生から大学生までしておりました。結果を出せていたこともあり、東海大相模高校へは推薦で入学でき、大学では全日本に出場した経験があります。他にも、先代の父と2人でよく行っていた釣りも趣味の1つでした。毎週のように釣りに行って20歳を過ぎてからは、お酒を一緒に飲むことも多く、仲が良いからこその話し合いからの流れでけんかをすることも多かったのを覚えています。その時にゴルフもよく行っていたので、現在の趣味の原点になりました。
その後は、父が立ち上げた鈴木産業に直ぐに入るのではなく、石の上にも三年という言葉もある通り、まずは3年間の山を越えるため、自力で東京の鈴木産業と同業の会社へ就職して営業を学び、4年後に地元に戻り鈴木産業に入社しました。鈴木産業の社内では、約8年間は一社員として修業し、2017年に社長に就任しました。
 先代の父と会社以外のプライベートでも仲が良いので、いろいろな話を聞かせてもらっていた中で、『なぜ鈴木産業をこの業務内容で立ち上げたのか?』と言うのを聞いたことがあり、笑いながらでしたが『儲かるから、』という返答でした。先代はもともと、鈴木産業以外に今は兄が経営している鈴木畜産という養豚業を営んでいて、養豚業で必ず出る排泄物を堆肥化して、堆肥化したものを農家の方に販売することが必要でした。その堆肥化する事業で、養豚業の排泄物以外に、食品廃棄物というものもありました。その食品廃棄物ですが、お金を頂いて堆肥化できるので、こんなにいい事業はないぞ!ということで、1997年に鈴木産業を立ち上げたようです。ですが!ふたを開けてみると、実際の取引価格が試算していた価格の半分くらいで、当時は凄く苦労をしていたと聞きました。
 私が鈴木産業に入社した当時は、取扱量が現在の半分以下くらいでした。それは、価格競争が激しくどうしても安価な処理施設にゴミが集中する傾向で、われわれの施設は乾燥処理なので、価格競争では弱い立場だったかです。     そこで目を付けたのが、製造したが出荷出来なくなった様な製品廃棄でした。製品廃棄とは普段皆様がコンビニやスーパーで目にする様なパッケージングされた商品の事です。ただ、当時は手間がかかってしまうため製品廃棄を堆肥化する会社がないのが通常でした。しかし私は、製品廃棄について入社した数年後に着手し、袋と中身とを分別する機械を導入しました。機械を導入したことで、焼却するだけだったものから堆肥化できるものを作り出すことができ、取扱量が倍以上に増えました。
 そんな鈴木産業は人・地域・社会のつながりを大切にしています。私たちは、産業廃棄物を安心で確実に処理し、最新の設備と技術でお客様に満足と信頼をしていただけるとともに、地域の環境保全にも日々取り組んでいます。さらに、リサイクル社会に向け「地球にやさしく」をテーマに、より美しい環境創りに貢献することをお約束します。また、収集からリサイクルまで自社内で一貫して対応しています。壬生リサイクルプラント・積替保管施設・那須バイオマスプラントの施設・設備がうまくつながることによって、産業廃棄物の収集からリサイクルまで自社内で一貫して行うことや先ほどお話ししていました製品廃棄も分別して堆肥化しますが、他にあまりみられない弊社ならではの特徴といえると思います。

(ここからPowerPoint画像)
次に少し詳しく画像付きで会社紹介をしていきます。まず初めに会社概要からお話ししていきます。会社名は株式会社鈴木産業、会社設立は1997年2月10日、従業員数は25名で、事業内容は、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物中間処理業、肥料製造販売業で、保有車両数は16台です。〇次は所在地と施設のご紹介です。本社は『栃木県下都賀郡壬生町』にあります。その本社がある場所に1つ目の中間処理施設の『壬生リサイクルプラント』もあります。2つ目の中間処理施設の『那須バイオマスプラント』は、『栃木県那須塩原市』にあります。他にも、積替保管施設というものもあるのですが、それも本社所在地と同じく、『栃木県下都賀郡壬生町』にあります。
〇それでは事業内容の詳細を紹介していきます。弊社で行っている産業廃棄物中間処理とは、画像に記載の、機械乾燥処理と発酵処理のことをいいます。詳細は後ほどお伝えします。〇産業廃棄物収集運搬とは、燃え殻・汚泥・廃油・廃酸廃アルカリ等などを収集し運搬することをいいます。〇最後の肥料製造販売ですが、種類は汚泥発酵肥料で、那須バイオ1号という名称があります。
〇弊社で取り扱う主な業務と取扱品目ですが、収集・運搬物は汚泥、廃酸、動植物性残さ、廃油、動物のふん尿、廃アルカリ、ガラスくずなど、金属くず、廃プラスチック類などがあります。これらは後に、中間処分・最終処分・売却をしていきます。〇次に、中間処理物ですが、先ほどの中でも、汚泥、廃酸、動植物性残さ、廃油、動物のふん尿、廃アルカリなどがあります。これらは後に、再生や販売をします。
〇弊社では、先ほどの業務が適正に行われていることを明確にするために、『電子マニフェスト』を導入しています。電子マニフェストを導入することにより、事務処理の効率化やデータの透明性、しっかりとした法令順守が守られています。他にも、産業廃棄物管理票交付等の状況に関する報告が不要になり、報告漏れのようなミスを防げる安心感にもつながっています。
〇事業エリアとしましては、主には本社の『壬生リサイクルプラント』と『那須バイオマスプラント』があります。他にも、北は宮城県から南は静岡県までの営業エリアを持っています。
〇次に、1つ目の事業の産業廃棄物中間処理業をしている本社の説明と行きたいところですが、弊社の特色がわかる積替保管施設の紹介を先にしたいと思います。
積替保管施設では、主に分別機による分別を行い多種多様な形状の廃棄物に対応ができます。また、オゾンを利用し悪臭対策を強化した技術を導入し、地域や環境と密接に関わりあっていることを深く認識し取り組んでいます。
そしてその多種多様な形状の廃棄物とは、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ、廃プラスチック類、金属くず、ガラスくずなどです。
〇ちなみに、工場内はこのような形をしています。保管能力は531.12㎥です。
〇運搬ルートの説明に入るのですが、その前に積替保管のことについてお話しします。積替保管は収集運搬の一種ですが、積替え施設が必要となります。集めた産業廃棄物を一時的に保管し、他の車に詰め替えてまとめて処理施設に運搬します。その運搬ルートが以下の図です。排出事業者から積替保管施設、そこから中間処理施設に行きます。その際に、排出事業者は収集運搬契約や処分契約をして搬出しています。
〇その積替保管の工程ですが、収集運搬をしてきて弊社の入り口付近で計量をします。その計量ですが、60t台貫による計量を行います。
その後に受け入れ、選別、搬入をするのですが、この受け入れ、選別、搬入の流れがこちらです。汚泥や廃油、廃酸などの梱包されたものは選別機で選別し、梱包されずに届いたものはそのまま各種ピットへ搬入されます。搬入された後は、計量後に積込をし搬出してきます。搬出先は、中間処理施設の壬生リサイクルプラントまたは那須バイオマスプラントです。
〇その中間処理施設のまずは、本社がある壬生リサイクルプラントの紹介に移ります。
本社・壬生リサイクルプラントの取扱品目は、主に汚泥と動植物性残さです。それらを中間処理してきます。壬生リサイクルプラントでは、合理化・省力化に基づき機械乾燥処理を行い、有機肥料の原料としてリサイクルしています。クリーンな排気処理を行い、地球や環境にやさしく、さらに環境に左右されることなく安定で確実な処理ができます。その乾燥処理とは、食品製造工場などから排出される、動植物性残さや汚泥などの有機性産業廃棄物を乾燥処理し、バイオマス資源に加工する処理のことを言います。また、バイオマス資源とは、エネルギーや物質に再生が可能な、動植物から生まれた有機性の資源のことです。
〇ちなみに、工場内はこのような形をしています。
現在は、コストが上がり採算があわず稼働を停止しております。
ここの工場はリニューアルに予定となっております。
〇次に那須バイオマスプラントの紹介をします。
取扱品目は、主に汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ、動物のふん尿で、肥料として再生可能なものにです。それらを、中間処理してきます。那須バイオマスプラントでは発酵処理施設で自然の力を利用して廃棄物の分解処理を行い、有機肥料としてリサイクルしています。また悪臭防止対策として、薬品を使用せず、空気と水のみで脱臭できる高性能なオゾンシステムを導入し、地球にも環境にもやさしい取り組みを推進しています。ちなみに発酵処理とは、汚泥や食品残さなどを微生物の力を使用し発酵させ、環境に害を及ぼすことなく、安全に土壌還元可能になるまで分解し、堆肥、汚泥発酵肥料にします。
〇ちなみに、工場内はこのような形をしています。処理能力は発酵施設A・B・C、各25.000㎥/日となっております。
〇発酵処理の工程ですが、収集運搬をしてきて弊社の入り口付近で計量をします。その計量ですが、30t台貫による計量を行います。次に受け入れ、選別、搬入をするのですが、この受け入れ、選別、搬入の流れが右側の図です。工場棟で、汚泥や廃油、廃酸などの梱包されていないものをそのまま各種ピットへ搬入され、梱包されているものは、選別棟に持っていき手作業で選別し各種ピットへ搬入されます。次の発酵処理は施設棟にて3つの工程が行われます。1つ目は各種ピットの廃棄物を混合し発酵槽の回転散布機に投入します。2つ目として発酵槽の一面に木質チップが敷かれるので、回転散布機を回転させながら廃棄物を撒いていく工程があります。3つ目として散布後に、攪拌機を起動させ、攪拌させながら37日間発酵させる工程があります。最後に、堆肥保管施設で保管されます。
〇では、2つ目の産業廃棄物収集運搬業についてもご説明をします。
産業廃棄物収集運搬業では、効率的な収集運搬で処理コストを削減することを目標に運営しております。お客様の廃棄物に合わせた車両や収集運搬方法を選ぶことで、収集運搬にかかるコストを削減することが可能です。また、弊社では豊富な車両を揃えるとともに、少量の廃棄物にも対応できるように積替保管施設を完備し、一貫管理することにより廃棄物処理コストの削減を支援しています。こちらの画像は古いものになってしまいますが、、、、、、。トレーラ車、ウィング車、アームロール車、パッカー車、吸引車、バンの合計16台を保有しておりますので、排出状況に適した車両をご提供可能です。さらに、スピーディーにそして効率的に、用途に応じた車両で廃棄物を回収します。
〇最後の3つめの業務として販売がありますが、冒頭でお話しした通り、商品は『汚泥発酵肥料』で肥料の名称は『那須バイオ1号』です。
では、プロフィールから始まり会社紹介をお聞きくださいまして、ありがとうございました。最後に簡潔にまとめました会社紹介のPVがありますので、ご視聴いただければと思います。
PV視聴中…

ご視聴いただき、ありがとうございました。

プログラム

小沼正則委員長

第1789回 3月30日(木) 夜間例会:観桜会

出席報告

会員数 出席数 欠席数 出席率
44名 29名 15名 70.73%
前々回MU 前々回訂正 前々回訂正率
0名 0名 67.44%