例会報告

2017.06.22第1550回 6月 第4例会印刷

SAA

中村雄三S.A.A

ロータリーソング「四つのテスト」

会長の時間

渡辺道彦会長

私が感銘を受けた言葉に「私の会う全ての人々は、必ず何かの点において、私より勝っている」というものがあります。これは、アメリカの思想家、ラルフ・ワルド・エマーソンの名言です。
謙虚であることは、長らく日本の社会の「美徳」とされていました。 謙虚とは、自分を偉いものと思わず、素直に他に学ぶ気持ちがあることを指します。手柄を立てて褒められても、「まだまだです」という姿勢が謙虚であることには間違いないのですが、私が言いたい謙虚とはこのことではありません。 また、謙虚すぎて卑屈になってしまうのも良くありません。 言葉だけの謙虚などまさに茶番で、そこに本音と建前を使い分ける日本人らしさを感じます。 謙虚というのは、言葉にしなくても、取り繕うようなことをしなくても、心がけ一つで相手に伝わるものだというものです。私は、謙虚に、自分に自信があり、ハングリーである事が、最も人を成長させる要素であると考えています。他の人から学ぶことは必ずあります。 ないというならば、それはあなたが神のように優秀なのか、見つけきれないかのどちらかです。プライドばかりが先行して、相手を見下したりせず、ハングリーに、何か一つでも、相手から学ぶべきところを吸収していきたいと思います。

ニコニコBOX

仲田陽介委員長

§大音正信会員
 渡辺会長、小沼幹事おめでとうございます。マジック1です。

活性化

幹事報告

小沼正則幹事

§入会候補者大橋義弘様(社会保険労務士)が理事会承認となり、次年度入会致します。
§柳田晴哉会員が6月末日を以って退会となります。
§盲導犬支援募金をご持参の方は幹事までお持ちください。
§本日例会終了後、臨時理事会を開催致します。

会員卓話

渡辺道彦会長

皆さん今日は。
あと一回最終例会がございますが、昼間の例会も最後ということでこの一年を総括し退任の挨拶を申し上げます。
一年間、本当にありがとうございました。歴史と伝統のある宇都宮北ロータリークラブの会長職を無事務めさせていただけたのも、何と言っても小沼幹事、岩原直前会長、大音副幹事、徳原友愛委員長をはじめ理事、役員及び各委員長ならびにそれぞれの立場でご協力をいただいた会員の皆様のご支援とご尽力の賜と心から感謝と御礼を申し上げます。
会長職を引き継ぎましてから、私にとりましては、急坂を転げ落ちる様な速さの一年間でありました。それだけ余裕がなかったということであります。ただ、クラブ例会やその他のクラブ活動や地区の各行事に欠けることなく出席できたことでホッとしているのが偽らざる気持ちであります。この間、至らぬ会長でありましたが、なんとか次年度に引き継ぐことができますことは、皆様方のご支援あってのものと、厚く感謝しております。
今年度私が掲げたテーマは「原点に戻ってロータリーを楽しもう」でした。この原点とはなんだったかと言いますと、私が20年ほど前に入会した当時の北クラブのイメージでした。
創立10周年を迎えたばかりの若いクラブであったせいか、すべての会員が親しげで生き生きと奉仕活動やクラブ行事に参加していた印象があります。10周年記念式典で舞台の上で踊っていた会員の方々の姿や、陽北クラブのチャーターナイトに皆で情熱的に取り組んでいる姿、競輪場の前の道路にくっついたガムを削り取ったことなどを思い出します。ですから、その当時のような会員相互の親睦がもっと欲しいと思っていました。結局、今年度の目標はこの一点だけだったように思います。今、台湾の友好クラブの人たちの様子を見ていると私が目指したような雰囲気を感じます。これは、彼らの陽気な気質のせいだけでなく創立13年という若いクラブが持つエネルギーのせいかもしれません。そんな思いをこめて同好会の活動へに積極的な参加や新しい同好会の設立、例会でのテーブルミーティングの報告をお願いしたり、会長の時間につまらないギャグを言ってみたりと「より楽しく」「より家庭的な」クラブ運営を目指したつもりでしたが、思うような成果を出すことができませんでした。
当地区で唯一、規定審議会の決定を受けて、例会開催数を減少させてみました。その結果、例会の回数は前年の52回から35回に減少しました。しかし、法定休会も多い年でしたので余計に多かったかもしれません。栃木ガバナーには、公式訪問の時にそんなに休んで大丈夫?と言われましたが、案の定、今日は例会あるのという問い合わせが多くなったり、サボり癖がついて例会に出ないでいることの楽さを覚えたなどという不本意な状況が生まれてしまいました。まだ、今期分の出席率の集計は終わっていませんが、前年度の82、86%を上回ることはないでしょう。特に2月以降には夜間例会の開催という試みをしたために、さらに今日は何時から例会やるんだっけという問い合わせが追加されました。また、夜間例会は100%出席とするというゆるいシバリからか同じ日の夜に予定があれば当たり前のようにそちらを優先するというような判断がまかり通ってしまったようでした。また、入会金廃止という新規入会者の増加を当て込んだ目論見も入会金があった時と変わらないという結果でした。マンネリ化や組織の硬直化を防ぐために改革を断行したつもりでしたが、会員の皆様を混乱させただけだったのかもしれません。次年度ではすべてを元どおりにするということですからご安心ください。
また、この一年間はいろんな人と出会い、親睦を深めることができました。第3グループAの稲木ガバナー補佐をはじめ宇都宮、西、90、陽北、当クラブの同期会長幹事とは特に仲が良くなりまして、第3グループの会長幹事会の他にAだけの飲み会をやっておりました。そして、足利でのRI会長代理を迎えた晩餐会の後でその連中とロータリアンとして外聞をはばかるような店に行ったことは良い思い出です。IMでは、各クラブの会長による活動報告という安直なイベントを批判してしまい、イベント立案者の太城ガバナーエレクトにムッとされて顔を覚えられてしまいました。1年交換学生のキアラさんも本当に良い女の子で、小沼カウンセラーや大音委員長には大変ご苦労をおかけいたしましたが、ホストファミリーにも好かれ、例会でも魅力を振りまいてくれたと思います。残念ながら所用のため、成田で帰国する彼女を見送れなかったのですが、1年前にきた時とは比べものにならないほどスマートになっていて、体重が6キログラムほど痩せたと聞きました。
今年度、印象に残っているクラブの諸活動についてお話したいと思います。まず、職業奉仕委員会の平山委員長や中村副委員長、五味渕初代会長のご尽力によりまして盲導犬センターへの移動例会と協会への募金が復活したことは大変意義のあることだったように思っております。今年度最初のテーブルミーティングでは徳原マスターが今期の方針を十分に理解した会合を開いてくれました。また、例年実施している社会奉仕活動としての足尾の植樹では松島委員長の段取りに感謝致します。いままではなでしこインターアクトの生徒さんたちと間近で交流する機会もありませんでしたが、みんな明るくて大騒ぎの1日を過ごすことができました。つい先日帰ってきたばかりの台北龍華ロータリークラブでの会長交代式への参加においては、一緒に行った皆様がゴルフプレイをして気楽に過ごしている一方で私は昨年の会長エレクトの時とは違う緊張感を味わうことができました。多分、北クラブの名誉を汚さないように努めることができたと自分では思っていますので、この件に関しましてのご批判は受け付けません。また、その際プレゼント交換をしました。いただいてきたものはこちらです。多分、かなり高価なものでしょう。また、大音さんが有効利用してくれると思います。その他さまざまな当年度のクラブ活動がつつがなく終了できましたのも会員の皆様の献身的な奉仕の賜と心から敬意を表するものです。ところで、
先週、同好会活動報告として、ゴルフ、ハイキング、旅行、野球から発表があったわけですが、新規参入の泡の会を忘れているのではありませんか?この後、大音会長にお願いしたいと存じます。また、年度開始時に小沼幹事から十分な抱負を伺えなかったので、この度は是非とも今年度こんなに苦労したぞという怒りのコメントをいただけたらと思います。
次年度は林田会長・藤田幹事のコンビで更に活力を高め、魅力あるクラブとしてますますのご発展をするものと確信しております。
至らぬところが多く、行き届かぬ面が多々ありましたが、皆様の大きな支えをいただきながら歩むことができた一年でありました。改めてすべての会員の皆様に深く感謝申し上げまして退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

次年度幹事報告

藤田克彦次年度幹事

§ロータリアン会員増強親睦ゴルフ大会のお知らせ
 8月27日(日)宇都宮カンツリークラブ 参加締切8月1日(火)
§第1回国際ロータリー第2550地区ゴルフ選手権大会のお知らせ
 8月29日(火)日光カンツリー倶楽部 参加締切7月15日(土)

参加ご希望の方は幹事までお申し出下さい。

出席報告

会員数 出席数 欠席数
39名 27名 23名