例会報告

2018.3.15第1584回 3月 第3例会印刷

SAA

上野一典S.A.A

ロータリーソング「四つのテスト」

会長の時間

林田鐵弥会長

本日は、招待卓話で宇都宮さつきロータリークラブの斉藤昇吾様にお話をいただく事になっております。
後ほど、宇都宮陽東ロータリークラブの竹田真臣様にご紹介いただきますが、斉藤様は国際ロータリークラブ第2550地区ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)委員会のディスカッションリーダー(DL)委員を努められており、本日はRLIについて詳しく説明いただけると思います。よろしくお願い申し上げます。

ニコニコBOX

大音正信会員

§RLI委員会
 本日卓話でお世話になります。
§葆東雅仁様(宇都宮さつきRC)
 本日の卓話者、同席でおじゃまします。よろしくお願い致します。
§林田鐵弥会長
 本日の卓話者は、宇都宮さつきRCの斎藤昇吾様です。ロータリーリーダーシップ研究会(RLI)委員会ディスカッションリーダー(DL)委員を担当されております。本日はよろしくお願い申し上げます。
§佐伯秀利会員
 春になって来ました。妻と結婚して27年経つのですね。
§小林 徹会員
 中村雄三さんお世話になります。

活性化

大音正信会員

§佐伯秀利会員
 斉藤さん卓話、よろしくお願い致します。

幹事報告

藤田克彦幹事

§3月29日(木)は休会となりますのでお間違いなく。
§本日例会終了後、臨時理事会を開催致します。

新入会員 入会式

林田鐵弥会長

青木郁典会員
山形銀行宇都宮支店 支店長
紹介者:鈴木 宏会員

RLI卓話

斉藤省吾様(宇都宮さつきRC)

RLI(ロータリーリーダーシップ研究会)
RLIとは(Rotary Leadership Institute)

RLIの背景
Rotary News(2008年8月号)の中で、クリフ・ダクターマン元RI会長は、ロータリーの世界で最も注目しなければならないことは、ロータリー創始後、100年を経て、近年、社会構造も変化し、何よりも人や社会に対する意識が変わって来ていること、特に事業や職業の世界が激変していることを考慮すべきだと述べています。
そして、青少年や婦人層のロータリアン世代間の意識や感覚に大きなギャップが生じており、社会や文化に対する相互の認識や価値観が違って来て、ロータリー活動のあらゆる面で、複雑で矛盾した現象を呈していることを指摘しています。このような、異なった価値観や社会意識を埋めるためには、私達は、その要因である根本的な問題点を分析し、充分に話合い、各世代のロータリアンやロータリー世界の理解を進めない限り、今後のロータリーの発展は望めないと思われます。
昨今、日本のロータリーの会員数の減少傾向が止まりません。ロータリーに関して、充分な知識を持たないロータリアンが増え、話合いも出来ず、充分に理解されないまま、ロータリーを去って行く人が多いことは、非常に残念なことです。そこで、私達は、本当にロータリーを理解し、ロータリアンとして活動するためには、クラブの底辺から、一人一人のロータリアンが、自発的に、自覚を持った話し合いをして、本当のロータリーを理解することが基本的な課題だと考えます。RIの新長期計画の実践目標でも、ロータリー活性化の目標として、クラブの柔軟性と刷新性が強調されています。

RLIの目的と意義
1992年に始まり、現在、全世界に広まりつつあるRotary Leadership Institute(RLI)・ロータリー・リーダーシップ研究会の活動は、まさに草の根の活動であり、RLIはロータリアンの知識を啓発し、1人1人のロータリアンのモチベーションを高め、リーダーシップを涵養するための全世界の地区の連合体組織です。
RLIは、ロータリーの組織や活動に関して、正しく、深い知識を持ち、高い指導能力のあるロータリアンを支援するために活動しており、日本のロータリー米山記念奨学会と同じ様に、RIが承認した多地区合同プログラムです。
2010年度には、RLIはその理念を変更し、「ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)は、質の高いリーダーシップの研修を通じてクラブの活性化を願った、草の根の多地区合同プログラムである」と致しました。
私たちがロータリアンとして成長し、充実した活動するためには、ロータリアン一人ひとりがロータリーを本当に理解し、自発的なモチベーションを高め、コミュニケーションや活動を活発にして、クラブの活性化につなげて行く必要があります。
すなわち、RLIの目的は、ロータリアンの自主性と卓越した指導性を涵養し、クラブの刷新性と柔軟性を育て、ロータリーを活性化することです。
このようなRLI活動は、私達日本のロータリアンにとっても非常に重要なことと考えます。私達は、本来のロータリー活動を活発に行いながら、RLIの研修も加味して、更にクラブやロータリアンの理解や指導力を高めて、日本のロータリー活動の発展を期待したいと思います。

RLIの研修方法
RLIの研修方法やカリキュラム内容については、RLIの原則や指導方法に従いますが、世界の各地域や国の文化や習慣の違いは尊重し、夫々の違いに応じた方法や内容を加えてよいことになっています。
研修セミナーの参加者は、クラブ会長は、クラブ内の将来の指導者として成長する可能性を持った優れた素質を持ったロータリアンや希望者の中から、モチベーションやリーダーシップの可能性のあるを個別に選んで、RLIの研修に参加いたします。
また、研修方法は、ロータリーをよく理解し、ロータリーに対する意欲を高揚するために、参加者にとって、もっとも都合の良い場所と時間を選び、研修方法は講演や講義では無く、斬新な討論方法を活用して、参加者による、草の根(grass roots)のディスカッション方式で行われます。
そして、カリキュラムは、受講者の評価によって、その効果を見直す必要がありますので、時代の変化に対応する新しい情報を取り入れながら、カリキュラムは毎年変更されます。プログラムは3コースあります。どのコースも項目内容は違いますが、参加者には全部のコースに出席することが奨励されています。
また、RLIの研修は、クラブや一人一人のロータリアンにロータリーを理解してもらい、ロータリーの組織や活動を知り、将来、ロータリー活動の指導力を発揮できる人に焦点を当てるもので、特定のロータリーの役職にある人に焦点を合わせるものではありません。

RLIの研修の特色
RLIの研修は、従来の講義を聞くスタイルではなく、決められたテーマについて、みんなで意見を自由に出し合って討議する形式です。
ディスカッション・リーダーは進行役で、質問を投げかけながら、各自の自発的な考え方や意見を引き出していきます。参加者は解答の結論を求めるのではなく、課題に対する参加者の発言から自分自身の解答や方向性を見出す研修方法となっています。
研修の基本コースは、パート1、パート2、パート3の3日間と卒後セミナー(任意)
日となっています。ただし、卒後セミナーは受けても受けなくても良いことになっております。パート1~パート3までの研修を受講すると、RLIより終了証書が贈られます。
現在、行われている方法では、参加者は10名程度の少人数のグループに分けられ、毎回6つの分科会のすべてをまわって研修する形式で行われます。それぞれのグループは各パートごとに別のグループとなって研修に参加する、つまり常に違ったメンバーと研修するという事になります。

RLIの研修カリキュラム
RLIの研修カリキユラムは、本部にて準備した国際的に統一したものを使用します。
しかし、毎年 RLI国際本部によってカリキュラム委員会を開催し、年1回改正されます。RLI日本支部でもカリキュラム特別委員会を設け、各参加地区からの意見を調整して国際委員会に上申することにしています。
各セッションのディスカッション・リーダーは、前もって、丸1日掛けてオリエンテーション・プログラム(ファシリテーション)の講習を受け、RLIでのリーダーシップの方法について厳しい訓練を受けます。この研修はRLIの本質を表現する極めて重要な研修です。
各リーダーは、地区のRLIシニア・リーダーや地区ガバナー等によって推薦されます。リーダーを選ぶ場合の選考基準は、議論を引き出す能力、即ち参加者の考えや意見を率直に引き出して討論し、ファシリテーターとして前向きなパワーを引き出す力を重視します。

3月のプログラム

佐藤 晃委員長

3月22日(木) PETS報告:田村吉幸会長エレクト
3月29日(木) 休会

出席報告

会員数 出席数 欠席数
39名 26名 24名
ビジター
3名 竹田真臣様(宇都宮陽東RC) 斎藤昇吾様・葆東雅仁様(宇都宮さつきRC)