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鳥取博SAA
ロータリーソング斉唱「四つのテスト」
ロータリーソング斉唱「四つのテスト」
皆さんこんにちは。さくらも散り始めたこの時期に昨日のような雪は驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
4月に入り、ロータリーも年度末まで残り3ヵ月となりましたが、毎週のように行事が入っておりますので、今日は皆さんに関わりそうな予定を申し上げます。
4・21(日) 北クラブ親睦ゴルフ大会(小名浜)
鈴木宏PGがRI会長代理として2700地区(福岡、長崎、佐賀)の地区大会へ
4・27(土) 足尾植樹
5・ 6 (祭) 市内10クラブ親睦ゴルフ大会(宇都宮CC)
5・12(日) 地区協議会(國學院栃木)
5・19(日) 地区親睦野球大会(河内運動公園)
5・25(土) 寺子屋(姿川コミュニティーセンター)
6・ 2 (日) 北クラブ家族旅行会
6・ 9 (日) 高校生RYLAセミナー(宇都宮文星女子高)
6・14(金) 台北龍華ロータリークラブ会長交代式
皆さまお忙しいとは存じますが、できるだけ多くの行事にご参加いただきますよう、よろしくお願い致します。
§田村吉幸会長
結婚祝いのお花、ありがとうございます。妻も大変喜んでおりました。本日は台北で行われる地区大会に参加するので例会は欠席です。
§中村 弘会員
当クラブの皆さんのお陰で第12回少年奉納相撲大会も大成功に終わりました。今年の特色は94人の参加で中学生の部で女子が15名参加となり楽しい勝負が見られました。ありがとうございました。
§白井将資会員
妻への誕生祝のお花ありがとうございました。
§本日例会終了後理事役員会を開催致します。
§6月2日(日)東京迎賓館見学バスツアーを計画しています。皆様奮ってのご参加をよろしくお願い致します。
盲導犬とは
盲導犬がどんな犬か、ひとことで表現するのはとても難しいですね。しかしあえて言うとすれば、「視覚障害者と共に歩くパートナー」なのだと思います。ここで言う「歩く」には道を歩くことと同時に、人生を共に歩む、という意味も込められている事に注意して下さい。
では、「視覚障害者と共に歩くパートナー」の意味を考えるために、世間で盲導犬がどんな犬と思われているか考えてみましょう。
一般的なイメージを想像してみると、
頭が良い
きびしい訓練に耐える・がまん強い・使命感に燃えるような犬
実は、盲導犬には頭の良さは多少必要ですが、他はほとんど必要ありません。どういうことか、順を追って説明しましょう。
盲導犬って頭の良さは必要?
上手にエスカレーターに乗ってグッド! 上手にエスカレーターに乗ってグッド!
まず、「頭の良さ」は、少しだけ必要です。これは訓練士が「学習能力」とか「適応能力」と呼んでいるものですが、学校の成績が良いとか悪いとか、そういう事とはちょっと違います。例えば、エスカレーターを初めて見た犬は、びっくりして後ずさりをします。ほとんどの犬が逃げようとします。ところが、訓練士が「大丈夫だよ」と言って乗せてやると、多くの犬は「ああ大丈夫なんだ」と思って、4~5回目からは平気で乗れるようになります。これが盲導犬に必要な「学習能力」なのです。つまり、人間が「大丈夫」と言ったものを素直に受け入れて、「そうか、大丈夫なんだな」と思える心の柔軟さです。
盲導犬はきびしい訓練に耐える?
ちゃんと自転車をよけたよ!ほめてほめて! ちゃんと自転車をよけたよ!ほめてほめて!
次に「きびしい訓練に耐える」は正しくありません。犬はとても正直な生き物ですから、きびしい訓練などは大嫌いなのです。それを訓練士がいくら「やりなさい!」と言っても、親が子供に「勉強しなさい!」と言うくらいの効き目しかありません(ほとんど聞かないという事です)。ではどうするかと言いますと、訓練士は犬にとって「楽しい」訓練をするのです。特に訓練を始めたばかりのころはとても大切で、「訓練って楽しいものだなあ」と犬に思わせることが出来ればこちらのものです。訓練士と一緒に遊んだり、ほめられたりする事が楽しくて、犬はどんどん命令語を覚えてゆきます。そうすると、犬はあまり集中していなくても、自然と盲導犬の仕事が出来るようになってゆくのです。こう書くとあまりにも簡単すぎるように思われるでしょうか?しかし、例えば皆さんが自転車や自動車に乗っている時、慣れた方であれば考え事をしながら、あるいは鼻歌を歌いながらでも運転できる、そんな感覚であると思ってもらえれば分かりやすいかも知れません。
盲導犬はがまん強く、使命感に燃えている?
訓練士は、犬たちに盲導犬としての仕事の楽しさを伝える教師です。訓練士は、犬たちに盲導犬としての仕事の楽しさを伝える教師です
ここまで書くと、「がまん強い」と「使命感に燃えている」もちょっと違うな、とお分かりでしょう。盲導犬はがまん強いのでも使命感に燃えているのでもなく、ただ単に楽しく訓練をして、知らず知らずのうちに盲導犬としての仕事を覚えてゆくのです。ですから、訓練士はきびしくて怖い先生ではなくて、犬たちに盲導犬としての仕事の楽しさ、喜びを伝える教師なのです。
ただし、いくら優秀な訓練士でも、すべての犬を盲導犬にする事はできません。なぜなら、訓練の楽しさを理解できない犬、人間からほめられてもあまり嬉しそうにしない犬も中にはいるからです。10頭の犬を訓練して何頭が盲導犬になるかと言うと、実は多くても4頭くらいなのです。あとの6頭は、ほとんどは良き家庭犬となりますが、まれに麻薬探知犬、災害救助犬に向いているということもあります。
盲導犬に向いている性格はズバリ!
長々と書いてしまいましたが、つまり「視覚障害者と共に歩くパートナー」となることのできる犬とは、(1)人と生活をするのが好きで、(2)人にほめられるのが好きで、(3)心が素直で柔軟な犬、と言うことになります。あと1つ、(4)落ち着きと品のある犬、というのを付け足しても良いでしょうか。世間には犬の嫌いな方や身体の不自由な方もたくさんいらっしゃいますから、いくら人が好きと言っても、落ち着きと品がなければ社会では通用しないのです。
これだけのものを備えた犬や血統を見出し、育てるのは簡単ではありませんが、すべてをバランスよく兼ね備えた犬が10頭中少なくとも3頭はいるものです。こう考えると、30%といえども高確率だと思いませんか?バランスの良い性格を持った犬、これこそが盲導犬の資質を生まれ持った犬であり、逆にそうでなければ盲導犬にはなれない、とも言えます。盲導犬とは、そういう犬なのです。
協会の目的と活動
東日本盲導犬協会の使命は、良質な盲導犬を育成し、視覚障がい者がより豊かに、自分らしく生活できるよう支援する事であり、これらの目的を達成するために、協会では次のような活動を行なっています。
視覚障がいリハビリテーションに関する活動・視覚障がい者に対する盲導犬歩行訓練・視覚障がい者に対する生活訓練
1.白杖歩行訓練(室内移動、手引きの依頼方法なども含めて)
2.情報機器訓練(音声パソコン、携帯電話〈iPad、スマホ含む〉、点字など)
3.身辺動作訓練(調理・洗濯など)
視覚障がいについての理解を高めるための活動(啓発活動)
盲導犬の育成に関する活動
優秀な盲導犬候補犬の計画的な繁殖・飼育ボランティアの確保と犬の育成の指導・より安全で歩きやすい盲導犬を育てるための訓練
盲導犬への理解を高めるための活動(啓発活動)
その他の活動
国際盲導犬連盟(IGDF)への加盟・国際会議への参加・情報収集など
優秀な盲導犬の血統を、凍結精子を利用して保存・活用する技術の開発・研究(宇都宮大学との共同研究)
AGBN(アジア・ガイドドッグ・ブリーディング・ネットワーク)への参加・協力
※AGBNとは優秀な盲導犬を産出する繁殖犬の情報をネットワークで共有しようとする団体で、
日本・韓国・台湾の11の盲導犬育成施設が加盟しています。加盟には国際盲導犬連盟と同じ
レベルの基準をクリアしている必要があります。
今後の例会プログラム
4月は『母子の健康月間』です。
4月18日(木) 通常例会:第1635回 招待卓話 ㈱アクティチャレンジ 大谷様「RYLA報告」
4月25日(木) 通常例会:第1636回 会員卓話 会員「未定」
5月02日(木) 休会
5月09日(木) 通常例会:第1637回 卓話 「未定」
5月16日(木) 通常例会:第1638回 卓話 「未定」
5月23日(木) 通常例会:第1639回 卓話 「未定」
5月30日(木) 通常例会:第1640回 卓話 「未定」
6月14日台湾会長交代式
今後のロータリー月間は以下の通りとなります。
5月『青少年奉仕月間』
6月『ロータリー親睦活動月間』
田村年度も残り1か月となりました。
会員の皆さん、出席向上にご協力ください。
会員数 | 出席数 | 欠席数 |
---|---|---|
39名 | 25名 | 21名 |