例会報告

2023.5.25第1796回 5月 第3例会印刷

SAA

髙野澤 昇S.A.A

§ ロータリソング「奉仕の理想」

会長の時間

猪俣裕一会長

本日のお客様をご紹介致します。
県立博物館名誉学芸員、とちぎ未来大使 柏村祐司様です。
後程卓話をいただきます。

本日は報告事項です。
先月末、新妻会員から今期までの退会届けが提出されました。
が、撤回の説得に成功しました。
チャーターメンバーでもあられます新妻会員におかれましては、北クラブの「おもし」であり暴走しそうな私のような未熟者の指南役です。たいへん良かったです。

残念な報告です。かねてより病気療養中の松嶋会員ですが、現在も意識がなく面会もできない状況です。数か月前奥様より電話をいただき、ご迷惑をおかけしますが当分出席がかなわない、との事でした。
先日大橋幹事とお見舞いと今後について確認をしてきました。結論として、回復後の復帰を願い、いったん今期で退会となります。私と一つ違い、大橋幹事の同郷の先輩でもあり本当に残念です。回復を祈るばかりです。

この2週間で様々な活動、行事がありました。
5/13、夕張子ども食堂支援他、今回の支援に対して夕張市教育長より感謝状をいただきました。
5/20、陽東RC30周年記念式典。
5/21、北クラブゴルフ選手権。
本日は招待卓話です。会長の時間は以上と致します。

ニコニコBOX

川野博英委員

§ 猪俣裕一会長
 ゴルフ優勝できました。さすがオレ! 野球は毎週水曜日PM6:30から森病院、忘れないで~!
§ 中村 弘会員
 柏村先生ようこそお出で下さいました。今日の卓話よろしくお願いします。
§ 新妻健一会員
 日本ギフト大賞2023都道府県賞の栃木県賞に当社の「けんちゃん極上生ゆば」セットが選ばれましたので。
§ 中村雄三会員
 ゴルフ同好会参加の皆さんご苦労様でした。事故もケガもなく楽しい2日間でした。

活性化

幹事報告

大橋義弘幹事

§ ガバナー月信5月号がWEBサイト上で掲載されております。今回は青少年奉仕の課題として、当クラブから二十二ガバナー補佐、藤田RYLA委員長の2名が座談会に参加されております。お二人の熱い討論を是非ご覧ください。

社会奉仕委員会報告

猪俣裕一会長

5月25日児童養護施設きずな様へ、ハンディークリーナー5台贈呈致しました。「職員だけでなく、子ども達も使える」と喜んでいただきました。

招待卓話

県立博物館 名誉学芸員 柏村祐司氏

「しもつかれとSDGs」と題して栃木県伝統料理のお話がございました。

主な伝承地域 栃木県全域

主な使用食材 だいこん、大豆、塩引き鮭の頭、酒粕、ニンジン、油揚げ

歴史・由来・関連行事
栃木県を代表する郷土料理のひとつ。正月に食べた塩引き鮭の頭や、節分に煎った福豆の残りの大豆などの残り物を使った、先人たちの知恵が詰まった一品である。かつては旧暦2月初午(はつうま)の時に稲荷神社に供えるものとして作られ、その時期以外には作らないという禁忌が設けられていた。初午の頃は、野菜の端境期であり食材の調達が難しかった。残り物で作るしもつかれは、本来神様への供え物にはふさわしいものではない。そのため、普段は作らず神様への供物=「変わりもの」とすることで、稲荷神社への供物と昇華させたと考えられる。
食材は地域によって様々である。栃木県央地帯から茨城県の鬼怒川下流域では、だいこん、大豆、塩引き鮭の頭、酒粕、ニンジン、油揚げを基本材料とする。埼玉県東部や千葉県北部、福島県南奥会津、但馬では、だいこん・大豆だけであり、その他、だいこん・大豆・塩引き鮭の頭の組合せや、だいこん・大豆・塩引き鮭の頭・酒粕のタイプもある。酒粕が用いられるようになったのは、造り酒屋が出現し、酒粕が流通するようになった江戸時代中期の頃といわれる。

食習の機会や時季
2月初午の前日に作り、初午に供え食していたものだったが、近年はそれに限らず、冬になると家庭で作られる。「七軒のしもつかれを食べると病気にならない」とまで言われ、だいこんに含まれるジアスターゼをはじめ、大豆のたんぱく質、塩引き鮭の頭のカルシウム、酒粕の糖分など、栄養価の高い食べ物で、日常のご飯のお供として親しまれている。

飲食方法
塩引き鮭の頭はよく洗い1度ゆでこぼし臭みを取る。圧力鍋で鮭の頭を煮たあと、厚手の鍋に材料を入れて1時間ほど煮込んでいく。味がなじんだら酒粕を入れ調味料で味を整える。
鮭の塩加減により加える醤油、塩は加減し、塩鮭の頭は焼いて使用してもよい。
また、煎り大豆の替わりにゆで大豆を用いるのもよい。温かい赤飯と一緒に食べると、ほどよい塩味と冷たさがよく合って、冷たいしもつかれは臭いも少ない。

保存・継承の取組
(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
栃木県内の飲食店や道の駅、スーパーで販売されている。県を代表する郷土料理としてイベントも多数開催されている。また、宇都宮市の市民活動団体は、子ども向けの郷土料理教室を通じて、「しもつかれ」をはじめ、県に伝わる伝統料理の保存、伝承を行っている。

出席報告

会員数 出席数 欠席数 出席率
44名 26名 18名 60.46%
前々回MU 前々回訂正 前々回訂正率
0名 0㍘名 78.05%